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HONDA CIVIC TYPE R (FL5)

​ホンダ シビック タイプR(FL5)

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生産期間

2022~

1st

FFスポーツの走りを極めた6代目タイプR

 2022年6月、シビックはフルモデルチェンジを受けて11代目となった。スタイリッシュな外観とホンダ独自のハイブリッドシステム(e:HEV)を採用し、新世代Cセグメントカーとして新しい一歩を踏み出した。そして同年9月、待望の「タイプR」が登場。タイプRとしては6代目となる新型は、速さとドライビングプレジャーを両立するピュアスポーツ性能を目指して開発された。エクステリアはグリル開口部を広げたほか、リアフェンダーをボディと一体化することで流麗なフォルムとなった。インテリアは、タイプR専用シート(ラックススウェード)、アルカンターラ製の専用ステアリング、ステンレス製スポーツペダルなど硬派なスポーツカーらしい装備が充実している。
 エンジンは、先代と同じくVTECの2.0L 直4ターボ(K20C)をベースとしながら、ターボチャージャーの刷新などにより最高出力330ps、最大トルク42.8kgmに達する。冷却性能向上のためフロントグリル開口面積が大きくなり、ラジエーターの有効開口面積は48%拡大。さらにフレッシュエアをラジエーターに効率よく通し、ボンネットのフードベントから排出するエアフローレイアウトとすることで排熱と空力性能を高めたのも見どころ。トランスミッションは6速MTを組み合わせるが、フライホイールを軽量化することでレスポンスを向上。また、アクティブサウンドコントロールシステム(ASC)を採用することで、気持ちのよいエンジンサウンドを実現している。
 足まわりは、先代と同じくフロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンク式サスペンションを採用。4輪独立電子制御ダンパーのアダプティブ・ダンパー・システムは、ロール・ピッチ制御にバネ下加速度を加えた制御を行うことで、あらゆる路面でも一体感のあるハンドリングが楽しめる。また、2ピースディスクブレーキを先代から継承し、サーキットでの連続走行時でもブレーキ温度の上昇を抑えて安定したブレーキ効力と対フェード性を獲得している。そのほか、タイプR専用データロガー「Honda LogR」を車載ナビにアプリとして搭載。車両の運動情報をリアルタイムに知ることができるほか、その情報をタイプRのオーナー間でシェアすることも可能となった。

GENERATION

6代目 (2022年~)

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英国生産から日本生産に切り替わった6代目タイプR。2.0L 直4ターボの最高出力は330psに達する。

5代目 (2017年~2021年)

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限定車からカタログモデルになった5代目。先代同様2.0L 直4ターボを搭載し、最高出力320psを発揮。

4代目 (2015年~2017年)

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英国で生産される4代目タイプR。エンジンはK20C型の2.0L 直4ターボを搭載し、310psを誇る。

3代目・欧州仕様 (2009年~2012年)

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欧州仕様のシビックをベースとしたもうひとつのタイプR。3ドアボディに201psの2.0L 直4を搭載。

3代目・日本仕様 (2007年~2011年)

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4ドアセダンのシビックがベースのタイプR。先代とは異なり日本生産。225psの2.0L 直4を搭載。

2代目 (2001年~2005年)

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英国工場での生産となった2代目タイプR。排気量は2.0Lに拡大され、最高出力215psを発揮する。

初代 (1997年~2000年)

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リッター当たり116psという高出力を誇る1.6L 直4エンジンを搭載。足まわりも専用設計となる。

HISTORY

2022/9/1

フルモデルチェンジ

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6代目シビックタイプRが登場。エンジンは先代と同じく2.0L 直4ターボを搭載するが、最高出力は330psに高められた。今回は専用データロガー「Honda LogR」を車載ナビのアプリとして搭載し、詳細な情報を確認可能。先進運転支援システム「ホンダセンシング」も標準装備する。

2025/1/10

新パッケージ「RACING BLACK Package」

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東京オートサロンで発表された「レーシングブラックパッケージ」。インテリアは黒で統一され、ウルトラスエードダッシュボード/フロントドアライニングや黒のインテリアパーツを数多く配置し、光の反射ノイズを抑制。ドライバーが運転に集中できる環境を構築している。

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